Home / 恋愛 / 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました / 第40話 蓮様はとにかくどこでもノロけたがる

Share

第40話 蓮様はとにかくどこでもノロけたがる

Author: 夕凪
last update Petsa ng paglalathala: 2026-06-21 18:26:34

第40話 蓮様はとにかくどこでもノロけたがる

「どうだ、俺の撮り方、なかなかだろ?」

蓮は撮った写真を美月に見せた。

美月はスマホに目をやった……たとえ通りすがりの人の目で見ても、この写真の二人がかつてないほど美しく、お似合いであることを認めざるを得なかった。

しかも、同じフレームに収まった二人の顔がこれほど近く寄り添っている……見る人が見れば一目で、とてもラブラブな関係だとわかる。

もし誰かが、この写真の二人は長年愛し合っているのだと言ったとしても……彼女はきっと信じる人がいると思う。

そう思うと、美月の気持ちはなんだか微妙なものになった。

「どうだ?」蓮が再び尋ねた。その眉目には得意げな色がありありと浮か

Patuloy na basahin ang aklat na ito nang libre
I-scan ang code upang i-download ang App
Locked Chapter

Pinakabagong kabanata

  • 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました   第284話 よりによって、こんなところで

    第284話 よりによって、こんなところで正直、美月はこれまで、こんなふうに大切に見送られたことなどなかった。家族全員がそろって空港まで見送りに来てくれるなんて。父が亡くなって以来、彼女は実の母にさえ疎まれ続けてきた。学費すら出してもらえなかったのだから、母親らしい気遣いや愛情を注いでもらえるはずもなかった。雅は相変わらず、あれこれと念を押していた。「着いたらすぐに電話するのよ。それから、もし蓮のやつが迎えに来るのに遅れたりしたら、それもちゃんと電話してちょうだい。あとで母さんがきつく叱ってやるから」清子も心配そうに、何度も繰り返し言い聞かせた。美月の胸は、じんわりと温かくなった。「分かりました。飛行機を降りたら、すぐに電源を入れて電話しますね。それに、ファーストクラスですから、少し眠っていれば、目が覚める頃には着いていると思います」頃合いを見計らい、源一郎が口を開いた。「さあ、そろそろ保安検査が始まる時間だ。もう美月を行かせてやりなさい」二人とも名残惜しくて仕方がなかったが、さすがに搭乗に遅れるわけにはいかない。「美月ちゃん、じゃあ、行ってらっしゃい」美月はうなずいた。「はい。皆さんも、もう帰ってくださいね」雅は少しでも長く美月と一緒にいたいようだった。「急がなくても大丈夫よ。保安検査場に入るまで、私たちはここで見送っているから」美月はそれ以上何も言わず、三人に手を振って別れを告げると、保安検査場へと向かった…&

  • 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました   第283話 自家用ジェットで送らせましょう

    第283話 自家用ジェットで送らせましょう蓮は、今日は本当にいいこと続きだと思っていた。――まず、美月が自分のところへ来てくれること。そしてもう一つは、瑛士がまたお見合いをすることだ。どちらも、この上なく喜ばしいことだ。「あいつらのことは本人たちに任せておけばいい。俺たちが口を出すことじゃない。そうだ、明日はそんなにたくさん荷物を持ってこなくていいぞ。こっちに来てから買えばいい。何でも揃うからな。荷物は少ないほうが楽だろ? 必要なものは全部、俺が用意しておくよ」――買えば済む話だ。できることなら、世界中のいいものを全部、彼女の目の前に並べてやりたい。ビデオ通話を終えると、蓮はさっそくデパートへ買い物に出かけた。美月はもともと、荷物をたくさん持っていくつもりはなかった。――お金に困っているわけでもないし、足りないものがあれば、向こうで買えばいい。「そういえば、いつ帰ってくる予定なの? こっちの予定も立てたいから」「半月くらいはどうだ? そうすれば、何日か多く遊べるだろ」蓮はすでに、どこへ遊びに行こうかと計画を立て始めていた。美月は少し考えてから答えた。「半月は長すぎるわ。十日にしましょう」――十日じゃ短すぎるだろ。だが、今ここで彼女に逆らうわけにもいかない。せっかく来てくれる気になったのに、また行きたくないと言い出されたら困る。どうせ、こっちに来てからでも説得する機会はある。まずは何と

  • 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました   第282話 うちの嫁は優しすぎる

    第282話 うちの嫁は優しすぎる電話を切って航空券を手配しに行ったものの、蓮はまだ内心落ち着かなかった。美月がやっぱり行かないと言い出すのではないかと、不安だったのだ。だからこそ、先に電話を切った。そして今、美月の口から「わかった」という言葉を聞いた蓮は、嬉しくてたまらなかった。興奮のあまり、顔じゅうがぱっと輝いた。もともと端正な顔立ちが、今はさらに輝きを増し、思わず目を奪われるほどだった。美月は、そんな彼の顔に思わず見入ってしまった。そして、自分の心臓がまた妙に速く鼓動していることに気づいた。慌てて視線をそらし、話題を変えた。「そっちに何か持ってきてほしいものはある?」「何もいらない。お前が来てくれるだけで十分だよ」蓮の心は、甘い幸福感でいっぱいだった。――本当に俺のことを気にかけてくれている。わざわざ遠くまで来てくれるうえ、何か持っていくものまで聞いてくれるなんて。これが愛じゃなきゃ、何なんだ。間違いなく、俺を愛している。当たり前だ。俺にはこれだけの魅力がある。毎日顔を合わせているんだから、俺を好きにならないはずがない。美月は彼の甘ったるい声を聞き、腕に鳥肌が立つのを感じた。――まったく、この人は相変わらずお調子者なんだから。「そういえば、午後は母さんとエステに行ってたのか?」美月はうなずいた。

  • 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました   第281話 甘え上手な男は得をする

    第281話 甘え上手な男は得をする蓮は人の心の機微を読むのがうまい。美月の言葉に滲む柔らかな含みを、聞き逃すはずもなかった。――これは脈ありだ。「……なあ、俺のこと、かわいそうだと思ってくれよ。なあ、早く来てよ。このままお前に会えなかったら……俺、死んじまう。本当に死んじまうからな……なあ、いいだろ?」――会えなさすぎて、死にそうだ。美月は呆れて言葉も出なかった。――この男は、どうして一日中こんなでたらめばかり口にしているのだろう。甘えたような表情を浮かべる彼から目をそらし、美月はなんとか「行かない」とだけ告げた。「なあ、頼むよ。さっきから言ってるだろ、俺のことかわいそうだと思ってくれよ! 本当にお前に会いたいんだ」美月は、このまま電話を切ってしまおうかと思った。しかし、蓮はその隙を与えなかった。「本気で言ってるんだ。会社には今、ちゃんと任せられる人がいるし、ゲームもまだテスト中で、そっちの技術者が対応してくれてる。会社に顔を出さなくたって、何の問題もないんだ」「それに、パソコンさえ持ってくれば、どこでも仕事はできるだろ? 仕事にも何の支障もない。なあ、来てくれよ! こっちの用事が片づいたら、二人で何日か遊びに行くことだってできるんだぞ」話せば話すほど、蓮の目は輝いていった。できることなら、今すぐ帰国して美月を抱えてでも連れてきたいくらいだった。美月は複雑な表情で彼を見つめた。「そんなに

  • 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました   第280話 すごく大事な用があるんだ

    第280話 すごく大事な用があるんだ雅は笑顔で同意した。「そうよ、本当に綺麗だわ。ねえ、今度はお母さんも一緒に行かない?」清子はたしなめるように雅を一瞥した。「冗談ばかり言って。もう片足を棺桶に突っ込んでいる私が、今さら何のエステよ?」雅はすかさず言い返した。「お母さん、そんなこと言っちゃだめよ。何が片足を棺桶よ。私たちは百二十歳まで生きるんだから! それに、年を取っても素敵でおしゃれなおばあちゃんでいなくちゃ」美月も雅の言葉にうなずいた。「お母さんの言うとおりです!」二人に口々に言われ、清子はすっかり機嫌をよくし、にこにこと笑った。もともと神崎家の食卓は豪華だったが、美月が来てからは、さらに充実していた。厨房の料理長もいっそう腕によりをかけ、どの料理も見た目から味まで、持てる技術の限りを尽くしていた。しかも、品数も実に豊富だった。美月は毎食、朝食までつい食べ過ぎてしまうほどだった。――幸い、自分は太りにくい体質だ。そうでなければ、とてもこんなに好き放題食べられないだろう。とはいえ、さすがに夜は運動しておかないと。別棟には、蓮がジムを設けていた。夕食後、美月は清子に付き合って庭を一時間ほど散歩し、そのあとジムへ向かい、ひと汗流した。スマホを持っていかなかったため、部屋に戻って確認すると、着信履歴には蓮からの不在着信がずらりと並んでいた。

  • 婚約者を寝取られた夜、財閥御曹司に溺愛されました   第279話 本当に頼りにならない

    第279話 本当に頼りにならない雨子は、雅の言葉にひどく腹を立てた。――反省? 何を反省しろっていうのよ。頭がおかしいのではないか。だが、ここには大勢の奥様たちがいる。さすがに、こんな場所で騒ぎを起こすわけにはいかなかった。そうでなければ、本気で雅に怒鳴りつけてやりたいところだった。ちょうどそのとき、柳沢家の奥様がこちらへ歩いてきた。雅の姿を見ると、親しげに声をかけた。先ほどのやり取りを聞かれていたかもしれない。だが、もうそんなことはどうでもよかった。雨子は志織に一言告げると、足早にその場を立ち去った。志織も機嫌が悪かった。彼女もこれ以上、ここに長居する気はなかった。娘の手を引き、慌てて店を後にした。車に乗り込んでから、志織はふと思い出したように尋ねた。「雨子、怒っていたかしら? 明日の約束、取り消されたりしないわよね?」「そんなことにはならないわ」茜はきっぱりと言い切った。「それに、仮に約束を取り消されたとしても、別にいいじゃない。お父さんもお兄さんもいるんだから、私にだっていい相手が見つかるでしょ?」――母さんは本当に頼りにならない。この家で本当に頼りになるのは、やはり父さんと兄さんだ。それに、私だってそんなに悪くない。まだ婚約が決まったわけでもないんだし。

Higit pang Kabanata
Galugarin at basahin ang magagandang nobela
Libreng basahin ang magagandang nobela sa GoodNovel app. I-download ang mga librong gusto mo at basahin kahit saan at anumang oras.
Libreng basahin ang mga aklat sa app
I-scan ang code para mabasa sa App
DMCA.com Protection Status